血液サラサラと病気の関係:高血圧を予防


高血圧は、日本の人口の27パーセント(3500万人)が発症しており、高齢化社会が進むにつれ、高血圧の方の割合も増加の一途を辿っています。
高血圧とは、血液が流れる血管内部の圧力が高まり、基準値(上140/下90)を慢性的に超えている状態でアメリカでは、高血圧のことをサイレントキラーと呼んでいます。
その理由は、高血圧は初期において特別な自覚症状がなく、少しずつ慢性化し、脳血管障害・脳梗塞・心不全・心筋梗塞などの命に関わる病気や麻痺を突然発症し、患者を絶望の危機に追い込むことがあるからです。
高血圧の原因には、原因がはっきりしている二次性高血圧(10パーセント)と、原因がはっきり特定できない本態性高血圧(90パーセント)の二種類があります。
二次性高血圧は病気との関係があり、病気を改善すれば高血圧も治りますが、生活習慣が関係している本態性高血圧は、原因の特定が出来にくいと言われています。
しかし、本態性高血圧の原因は特定できないにしても、生活習慣が深く関係していることから考えられるのは、脂肪分の多い食事・運動不足による肥満・塩分過多・喫煙・過度の飲酒・動脈硬化・ドロドロ血液などと予測できます。
病院で高血圧と診断されて処方される薬は、血液をサラサラにする降圧剤です。
これは血液の粘性を下げて血液サラサラにして、抹消血管でスムーズに血液が流れるようにして、高血圧を下げようとするものです。
医療の分野でも高血圧を下げる手段として、血液サラサラにするお薬が処方されています
生活習慣は見直せても、肥満や動脈硬化を改善し高血圧を下げるには時間がかかります。
もっと簡単に高血圧を下げるには、血液サラサラにすることが大切です。
身近にあるアルカリ性食品(梅・酢・昆布)を積極的に摂取し、血液サラサラにするだけでも高血圧は解消されるのです。