「運動不足と肥満」
肥満の原因のひとつに運動不足があげられます。
体を動かすことによって人は体内のエネルギーを消費します。
つまり体を動かしてさえいれば、それだけで、体内に蓄積している脂肪分を減らしています。
現在我々の日常生活において、体を動かす機会が非常に少なくなってきたと思います。
その結果、消費カロリーよりも、摂取カロリーのほうが多くなり、肥満になる人が多くなったといえます。
「現代人の生活」
車での移動、建物を上るときには、エレベーターやエスカレーターの使用など、家での生活もどんどん便利になっています。
電気やテレビ、エアコンなどすべてリモコンひとつで操作できるようになり、洗濯や食器洗いなんかも全自動になり、ちょっとした体を動かす機会も少なくなっています。
「基礎代謝の低下」
基礎代謝というのは、私たちが生きていくには、体を動かしていなくても、呼吸をしたり、姿勢を保ったりと、特に何もしていなくても必要なエネルギーのことです。
基礎代謝は、筋肉の量と密接な関係にあり、筋肉量が落ちると、基礎代謝でのエネルギー消費が悪くなります。
基礎代謝は、年齢と共に低下してしまうので、若いときと同じ食事をしていても、消費カロリーは低下しているので、肥満につながってしまいます。
運動不足になると、さらに、基礎代謝が悪くなり結果、肥満につながってきます。